IIJmioのギガプランはデータを家族でシェアできるの?
シェアしてしまうと子どもが使いすぎて親も速度制限かかるの?
損するSIMの組み合わせって何!?
こんな疑問にお答えします。
まず先に結論は以下のとおりです。
<結論>
- IIJmioのギガプランは同一契約(同一mioID)の中でデータ容量シェアが可能。
- シェアする家族内でグループをわけることができる。(子どもが速度制限かかっても親は速度制限にならない)
- SIMを3枚以上契約する場合、SIMと容量の組み合わせで損をするケースがある。
IIJmioのギガプランのデータシェアについて詳しく解説していきます。
損をしないようにぜひ最後まで御覧ください。
※本記事ではわかりやすさを考慮し、データ容量をあえて「ギガ」と記載している箇所があります。
IIJmio新プラン【ギガプラン】のデータシェアとは
家族内(同一mioID)のギガプラン回線内で、ギガ(データ容量)をシェアできる機能です。
mioIDとは?
IIJmioを契約したときに発行される契約者名義一人に対して1つだけのIDです。通常、家族でIIJmioを利用する場合は1つのIDに家族全員契約します。
1つのmioIDで最大10回線までデータシェアをすることができます。
また、IIJmioには以下の4つのSIMの種類に分かれています。
- 音声通話SIM
- SMS SIM
- データSIM
- eSIM
IIJmioではこれらの種類に関係なくデータシェアすることが可能です。
その他に同一mioIDであれば
- 容量
- 回線
が異なっていてもデータ容量シェアすることができます。
たとえば、音声通話SIMで2GB、データ通信SIMで20GBを契約することで合計22GBとなり、2つのSIMで22GBを共有して使用することになります。
データシェアをグループ分けできる
データシェアをグループ分け?
前述した同じ契約(同一mioID)のギガプラン回線内でグループを分けることができ、グループごとに合計したデータ容量を分け合うことができます。
少し分かりづらいですね。具体例をあげて説明します。
たとえば、4人家族でIIJmioを利用しているとします。
月はじめ
IIJmioに替えたぞ!家族4人で20GB♪我が家では全然使い切らないだろう!
月末
うわーYouTubeみすぎてギガがなくなったわー。通信制限かかったけどまぁいっか!あとちょっとの我慢だ!
子どもが家族全員のデータ容量を使い切って、私も速度制限に・・・。仕事に支障が・・・。まぁいっかとはならないよ。。とほほ。。
こんなことになったら仕事のストレスにもなって大変ですよね。
この場合はデータシェアのグループ機能を使い
- 子ども2人だけでのグループ
- 夫婦だけのグループ
以上の2つのグループに分ければ解決します。
子どもたちがデータを使いすぎても親のデータ容量は子どもたちには消費されず、子どもグループだけデータ容量不足による速度制限がかかることになります。
月末
うわーYouTubeみすぎてギガがなくなったわー。通信制限かかったけどまぁいっか!あとちょっとの我慢だ!
ふふ、グループ分けてるから私には影響なし!仕事にも支障でないぞ!
IIJmio新プラン【ギガプラン】のデータプレゼントとは
家族内(同一mioID)のギガプラン回線内で、ギガ(データ容量)をプレゼントできる機能です。
月末
うわーYouTubeみすぎてギガがなくなったわー。通信制限かかったよ~。
今月はあまりデータ使わなかったな。リモートワークで自宅にいることが多かったからなぁ。
お父さん!ギガ余ってるならプレゼントして!
よし!わかった!とりあえず4GBプレゼントしよう。
ありがとうお父さん!
このように、余ったデータ容量を家族間(同一mioID)でプレゼントすることができます。
ポイント!
- データ容量は有効期限を引き継ぐため、プレゼントされた側で有効期限が伸びることはありません。
- いつでも、なんどでも利用可能
- 10MB単位で指定可能
データ容量の損する組み合わせと損する組み合わせ
SIM2枚の場合はどの組み合わせでも総容量が同じであれば金額は一緒なので組み合わせは自由です。
しかし3枚以上契約するとなると月額料金で損する場合があるので検討が必要となります。
これから損する組み合わせと得する組み合わせをご紹介します。
ケース1
<損する組み合わせ>
音声SIM×2 8ギガ 1,518円 × 2 = 3,036円
eSIM 2ギガ 440円
合計 3,476円(総容量18ギガ)
<得する組み合わせ>
音声SIM 2ギガ 858円 × 2 = 1,716円
eSIM 20ギガ 1,650円
合計 3,366円(総容量24ギガ)
このケースの場合、総容量の差は得する組み合わせが6ギガ多いですが、月額料金は損する組わせの方が110円、年間1,320円も多く支払うことになります。
料金高いのにデータ容量は少ないのはかなりの損ですね。
ケース2
一方、データ容量をほぼ同じに近づけたケースは以下のようになりました。
<損する組み合わせ>
音声SIM×2 8ギガ 1,518円
15ギガ1,848円
eSIM 2ギガ 440円
合計 3,806円(総容量25ギガ)
<得する組み合わせ>
音声SIM 2ギガ 858円 × 2 = 1,716円
eSIM 20ギガ 1,650円
合計 3,366円(総容量24ギガ)
総容量の差は損する組み合わせがわずか1ギガ多いですが、月額料金は毎月440円、年間5,280円の差となりました。
損するデータ容量の組み合わせは避けて!
データシェアをうまく活用することで同じデータ容量でも料金を安くすることができます。
以上の後者のケースの場合は、携帯料金約1.5ヶ月分ぐらい得するので組み合わせを考えず購入するのはとても損!ですよ!
音声通話SIMでは容量を少なくし、一番安いeSIMやデータ専用SIMで家族で必要な容量を契約するというのも安く抑える手段でしょう。
契約前にしっかりと比較検討しましょう!
データシェア・プレゼント機能利用手順・方法・FAQ
データシェア・プレゼント機能を利用する手順・方法・FAQをまとめました。
データシェアの利用手順
※以下の利用手順はIIJmio公式ページより抜粋しています。
会員専用ページ内の「データシェアの確認・編集」をクリック
「グループの新規作成」をクリックし、シェアするグループを新規作成します。
グループ名は、自由に設定できます。
「回線の変更」をクリックし、データシェアする回線を選択します。
最大10回線まで選択できます。
データシェアする回線の残データ量はすべて移行するか、残すかを選択できます。
データ容量プレゼントの利用手順
※以下の利用手順はIIJmio公式ページより抜粋しています。
会員専用ページ内の「データ残量をプレゼントする」をクリック
データ残量のある回線が表示されるのでプレゼントする回線を選択する
プレゼントするデータ量は有効期限ごとに10MB単位で選択できます。
申し込み完了後、即時反映されます。
FAQ
- 別々のmioIDとシェア・プレゼントはできないの?
-
できません。同一mioID内のみのサービスです。
- ギガプラン以外のプラン(ファミリーシェアプランやミニマムスタートプラン)とデータシェアできるの?
-
できません。同一mioID内のみのサービスです。
- ギガプラン以外のプラン(ファミリーシェアプランやミニマムスタートプラン)とデータシェアできるの?
-
プレゼントを受け取ることができるのはギガプランのみです。その他のプランはデータ残量をプレゼントすることは可能です。
- データシェアとプレゼント機能はいつから開始?
-
2021年6月1日開始です。会員専用ページよりご利用ください。
まとめ
<結論>
- IIJmioのギガプランは同一契約(同一mioID)の中でデータ容量シェアが可能。
- 同一mioID内でシェアグループの作成が可能。「親グループ」と「子どもグループ」を作れば子どもがギガ(データ容量)を使い切っても親グループは影響されず、子どもグループだけ速度制限がかかる。
- SIMを3枚以上契約する場合、SIMと容量の組み合わせで損をするケースがある。
IIJmioの最大の特徴と言える「データシェア」を活用して最大限お得にIIJmioを利用しましょう!
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